真宗の仏事
お葬儀
真宗のお葬儀は、有縁の方々がつどい故人の一生のご苦労を偲び、無限の時間の中で家族として知人としての出会いに心からの報恩の意を表すものです
私たち個々のいのちは限りあるものですが、願いといのちのバトンタッチを繰り返しながら無限のいのちを生きる者です
故人への報恩の意を表すため、お葬儀は導師と共に読経し靜に故人の遺徳を偲ぶ意味で、式中の焼香の際には親族の名前の読み上げ、また代表焼香者の肩書き・名前の読み上げは控えようということになりました
故人とのかけがえのない出遇いに思いをはせ、一緒に勤行し、心からの報恩の気持ちで葬儀に臨んで戴けたらと思います
年忌法要
真宗では1周忌、3回忌、7回忌、13回忌、17回忌、25回忌、33回忌、50回忌とご法事を勤めてまいります
令和2年にご法事を迎える方
1周忌 平成31年.令和元年寂
3回忌 平成30年寂
7回忌 平成26年寂
13回忌 平成20年寂
17回忌 平成16年寂
25回忌 平成 8年寂
33回忌 昭和63年寂
50回忌 昭和46年寂
葬儀と同じで故人のご苦労を偲び、有縁の方々が集い、一緒に勤行し、心からの報恩の意を表すものです
祥月命日
毎年の故人の命日です、ご法事の年でなくても故人を偲び身近な方でお寺さんと一緒に勤行されたら良いと思います
月忌
毎月の故人の命日にお寺さんと一緒に勤行することです
お布施について
お布施の額をよく聞かれますが、お布施は僧侶に対する読経の謝礼ではなく、故人への報恩の気持ちを表すもので、それぞれの故人への気持ちと、法要の重さ、家庭のご事情により決められたら良いと思います