真宗大谷派 西福寺

大分市 真宗大谷派 西福寺

2012年

住職「独り言」

今年もいつの間にか3月になってしまった、誰もホームページを見ていないのかと思ったら、時々「ホームページ見ました」と言われる方がいる

そろそろ更新しないと一年が終わってしまう

3月のお彼岸の前になると、少し気が重い。お彼岸で何か話さないといけないことである、一日目は何とかなるが、2日目が重たい

お月忌参りの途中、車の中で今まで聞いてきた先生方のテープを聞き直している。お話のうまい方もおられるが、先日「曽我量深」先生の話を聞きながらふと思った。戦後の真宗を代表する巨匠の先生ですが、お話は聞きづらいと言うか、聞きおわったら「えーと、えーと」という「ことば」だけが耳に残った。お話はうまい下手は関係ないのだと。

そんな言い訳を考えながらお彼岸を迎えます


今日お彼岸法要を無事終えました
多くの方のお参り有難うございました
一緒にお勤めをして、仏教讃歌を歌い、あらためて讃歌に託された願いをご門徒の方と確かめることができました


本日、仏教婦人会・降誕会法要を勤めました
多くの方のお参り有難うございました
田畑先生が恩師細川先生の言葉として、「私の話は今はよく分からないかも知れませんが、孫の代に一人の念仏者が誕生することを願ってお話しさせて戴いております」と語っておられたと、奥の深い話です
分かった分からないは、小さなことです。寺の本堂に身を置くということの尊さをあらためて思います。


今年の長い梅雨が終わったら、厳しい暑さです
雷は鳴るし、夕立は来るし、各地で集中豪雨による被害が出ています
地球の温暖化による異常気象が始まったような気がします

そんななか、今年ご門徒さんから戴いた蓮の鉢から2輪の花が咲きました。ただ、寂しいことに蓮の花は朝方咲いて昼には閉じてしまいます、そして4日目にははかなく散っていきました。
 蓮は汚泥の中から清らかな大輪の花を咲かせることから、仏の華として大事にされてまいりました。
しかし、鉢で蓮を育てるのはなかなか大変そうです。来年も、翌々年も華を咲かせるよう見守りたいと思います。


お盆も過ぎ朝晩の風に秋の薫りを感じるようになりました
今年初盆会を迎えたお家は、準備等を含め大変だったと思います。お疲れ様でした。
お盆は、ご法事と同じで、身近な方を一人の仏様として仰ぎ、無限の時間の中で出会えた不思議なご縁に心からのお礼を申す仏事です。
親鸞聖人の言葉に、「臨終一念の夕べ、大発涅槃を超証す」とあります、人が一生をなし終えることは、涅槃を超証するできごとです。悲しいけれど「有難うございました」心から言えるとき、生死を超えて先立たれた仏方も心から「ありがとう」と言っておられます。


「秋のお彼岸法要」を勤めました。今年は多くの方にお参り戴き、あらためて一つ一つの法要を大事に勤めていくことの重さを感じました。
お参りの多さで、準備していたおはぎも足らず申し訳ありませんでした。これに懲りずまたお参り下さい。


お彼岸の後、本堂北側の外縁の欄間をアクリル板でふさいでいます。業者に工事の依頼をしたのですが、手間がかかるためできないとのことで、住職の日曜大工で工事をしています。我ながらなかなかのできあがりだと思います。欄間の彫刻に合わせて、アクリル板をカットするのに時間がかかります。時間が空いた時にするので1ヶ月ほどかかりそうです。
画像の説明


欄間の日曜大工も完成し、12月の御正忌は隙間風も入らず無事勤めることができました。毎年のことながら、一年経つのは早いものです。
今年も様々出来事がありました、良いこと、悪いこと、皆引き受けてと言いたいところですが、悪い時はふと落ち込みます。時間が経ってみると、これもご縁だなとうなずけるのですが、その時は振り回されます。
来年も、良いこと、悪いこと、つまずきながら歩ませて戴こうと思います。

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